

プロフィール
福井県出身。大学卒業後、広報代理店で企業の広報活動に従事した後、マーケティング企画制作会社にて販促・マーケティングの企画営業・制作ディレクションを行う。
2004年に独立し、フリーランスライターとして活動を開始。『THE21』(PHP研究所)、『プレジデント』(プレジデント社)、『宣伝会議』『販促会議』(宣伝会議)などビジネス系媒体で取材・執筆を重ね、企業事例や組織マネジメント、働き方、キャリア、メンタルヘルスなど多様なテーマを手がける。
また、ビジネス書・実用書の構成ライターとしての実績も豊富で、これまでに50冊以上のブックライティングを担当。 2018年には、雑誌連載を加筆修正してまとめた初の著書『トップも知らない星野リゾート~フラットな組織文化で社員が勝手に動き出す』(PHP研究所)を上梓。
こんな思いで書いています
ライターのタイプはそれぞれですが、私の役割をひとことで言えば、「媒体」。
ライターを始めた頃から、ずっとその意識で活動してきました。
取材した内容を、勝手な解釈を加えずに、正確にわかりやすく読者に伝わることばに変換する——
これはブックライターに求められる基本要素でもあります。
けれど、媒体だからといって、透明で無味乾燥な存在ではありません。
人間ですから、クセもあれば、こだわりもあり、偏りだってある。
そこが文章作成のAIとは違うところで、「生きた媒体」としてのライターのおもしろさだと思います。
媒体としての私の特徴
人に純粋な興味がある
取材相手(本の場合は著者)をもっと知りたい、という気持ちがあります。
どんな背景を持ち、どんな思いで活動し、どんな困難をどう乗り越えてきたのか。
そして、誰もが人生を精一杯に生きていて、語るべき言葉を持っていると信じています。
だからこそ、「この人が伝えたいことは?」「この人の魅力は?」と耳を傾け、探ろうとします。
読者に思いを馳せる
文章の向こう側にいる読者を想像しながら書いています。
「この文章は、読者の悩みに寄り添えているだろうか」
「これを読んで、クスっと笑ったり、夢中でページをめくってくれているだろうか」
この文章に触れる時間が読者にとって豊かなものになることを願いながら、原稿を書いています。
身体を通して書く
言葉を選ぶとき、頭だけでなく身体に聞いてみます。
「この言葉でしっくりくるか」「このロジックは腑に落ちるか」。
自分が理解できないことは書けないので、理解できるまで考え、質問し、必要なら取材相手や著者のロジックの矛盾も指摘します。
このプロセスを経ることで、専門的な内容も読者にわかりやすく届けることができます。
取材相手や著者からは、「取材や本づくりの過程で考えが整理された」「自分の売りが明確になった」と感謝されることもあります。
現代を生きる知恵を届けたい
正解のない時代に、誰もが「どう生きるか」を模索しています。
既存の価値観に縛られず、自分の人生を生きるためのヒントになる文章を届けたい。
私は長年ビジネス領域で仕事をしてきたライターとして、特に「働く人たちの味方でありたい」と考えています。
私がご提供できること
読者を惹きつける切り口と構成
読者の関心を引く切り口と構成をご提案します。伝えたい内容を整理し、メッセージを一本の軸に統合して、力強い一貫性を生み出します。
著者の“らしさ”をすくい取る取材
まだ言語化されていない著者の魅力や独自性を丁寧に掘り起こし、その空気感や体温ごと読者に伝えます。
世界観を体感させる文章表現
読者が自分事として感じ、追体験できる臨場感を文章で表現し、読者を本や記事の世界に招き入れます。
行動につながる読者目線の設計
読者の理解度や興味を意識し、離脱させない全体設計を行います。読後に新たな問いや日常での実践につなげる仕掛けもご提案します。
AIでも文章は書ける時代です。
それでも、人の思いや背景に耳を傾け、読者の心に届く言葉に変えるのは、人にしかできません。
AIを活用しながら、人ならではの感性で、伝えたい思いを必要な読者へ丁寧に届けていきます。